第128回 憩いの場  
2014年4月 17日(木)13:00〜16:30 D棟集会所
    2014/4/19 作成  
      

      ふれあい講座 認知症 理解と予防 

  新墨絵 : 竹生保子さん 陶芸 : 大崎純子さん  
写真はA棟富岡さん
今月の看板・ポスター 絵画サークル 天野義夫さん
陶芸 大崎純子さん
新墨絵 竹生保子さん
ふれあい講座 認知症 
網野泰江さん 真島信子さん 新井節子さん

母から 愛する子ども達へ

年老いた私が、 ある日 今までと違っていても
どうか そのままの私を受け入れて欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても ボタンをかけ忘れていても
貴方が小さいとき 私がいろいろ 世話を焼いてあげたあの日々のように

私が貴方に 同じ事を 何度も何度も 繰り返し聞いても
どうか ほほえんで うなずいて 何度も答えて欲しい
貴方が小さいとき 貴方にせがまれて 何度も何度も 繰り返し読んだ 
あの絵本の事を思い出して欲しい
今でも 私の心に しみついて 私を安らかな思いにしてくれる

あなた方の楽しい語らいの時に 私が思わず下着を濡らした時
お風呂にはいるのを嫌がるときは
どうか思い出して欲しい
小さい貴方を追い回し 何度も おむつを取り替えたことを
そうして貴方とお風呂に入った 懐かしい日々のことを

私はいずれ 歯が弱り 飲み込むことさえ出来なくなるでしょう
足も衰えて立ち上がることが出来なくなるでしょう
その時は思い出して欲しい 
小さな貴方が やっと立ち上がって はじめの一歩を歩いたとき、
私がしっかり貴方の手を握った日々のことを 
今は よろめく私に どうか貴方の手をかして欲しい

貴方の人生の始まりに私がしっかり 付き添ったように
私の人生の終わりに いましばらく そばにいて欲しい
貴方が生まれて そばにいてくれ 貴方から多くの喜びを受けた
貴方と共に暮らした日々
私たちの変わらぬ愛に 笑顔で答えたい

私の子ども達 愛する子ども達へ


この憩いの場の会場では
   『手紙 〜親愛なる子ども達へ〜  原作詞:不詳 日本語訳詞:角智織 日本語補足詞:樋口了一』
下の写真の文面によって 新井さんが朗読され 会場の皆さん 感慨を持って 聴かれました。

上記の「手紙」は 高橋靖夫が 大幅に意訳し 省略し 付け加えて 改訂したものです。
 


今月のボランティアさん 








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